足底腱膜炎

清掃のお仕事、スーパーで勤務など、長時間立ってお仕事される方で踵が痛い。足の土踏まずが痛い。というお声を聞くことがあります。

よく聞いていくと、特に朝起きて歩き出す時が特に痛いとのこと。

この時点で足底筋膜炎、もしくは足底腱膜炎が思い浮かびます。

足底腱膜炎は足のアーチ構造を支える足底腱膜が炎症を起こし、小さな断裂を繰り返している状態です。 かかとや足底が地面に着地した際に、足底腱膜が伸ばされて痛みを感じます。

足底腱膜炎の発症因子としては下記の５つが挙げられます。

①長時間の立ち仕事

②肥満（BMI３０以上）

③５０代以上

④扁平足

⑤足関節の背屈制限

起床時の歩き始めに痛みが起こることが特徴的で、これは寝ているときに断裂部が少し癒合し、それが引き伸ばされて再断裂することにより起こります。

足首の可動域を出すこと、関連する筋膜にアプローチすること、踵にかかりやすくなっている姿勢を見直すことなど、その方の状態によってアプローチも異なってきます。

気になる症状がありましたら、一度ご相談ください。

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